【ディープボンド出走】凱旋門賞の重要な前哨戦フォワ賞2021を解説

「フォワ賞」とは毎年9月に「アークトライアルズ」と銘打めいうってパリロンシャン競馬場で行われるレースのうちの1つです。

このレースは4歳以上の古馬のみが出走可能なレースで「アークトライアルズ」の名のとおり 「凱旋門賞」の前哨戦として使われています

アークトライアルズ

  • ニエル賞(3歳限定)
  • ヴェルメイユ賞(牝馬限定)
  • フォワ賞(4歳上なら性別関係なく出走可能)

3レースとも「凱旋門賞」と同条件の芝2,400mで行われます。

開催日2021年9月12日(日)
開催国フランス
競馬場パリロンシャン競馬場
出走条件4歳上
斤量58㎏(牝馬は1.5㎏減)
距離芝2,400m(右回り)
G2
出走可能頭数20頭
馬券発売の有無発売しない

牝馬は斤量の恩恵おんけいを受けられますが同日に行われる 牝馬限定G1「ヴェルメイユ賞」 に向かうことが多く、出走することはまれです。

牡馬もトップレベルの馬は出走して来ないので、少頭数のレースになることが多いです。

最大で20頭まで出走することはできますが、過去20年以上さかのぼっても10頭以上でレースが行われたことはありません 。

Anthony Van Dyckアンソニー ヴァン ダイクが勝った昨年も6頭立てと少頭数で行われていましたね。
着順ユーロ
総賞金13万ユーロ1,690万円
1着7万4,100ユーロ963万円
2着2万8,600ユーロ372万円
3着1万3,650ユーロ177万円
4着9,100ユーロ118万円
5着4,550ユーロ59万円
1ユーロ = 130円で計算

G2ですが 1着賞金は1,000万円以下 と日本では考えられないくらい低いです。

ただ欧州は一部のレースを除くと G1でも4,000万円台 とかなのでこんなもんですね。

仏G1で総賞金が1億円を超えているレース
凱旋門賞
6億5,000万円
仏ダービー
1億9,500万円
仏オークス
1億3,000万円
ジャックルマロワ賞
1億3,000万円

フランスでは20以上ののG1が行われていますが 総賞金が1億円を超えているのは4レース しかありません(アラブのレースは除く)。

JUN

1着賞金が1億円を超えるのは「凱旋門賞」と「仏ダービー」だけです。

ブックメーカーオッズ

馬名性齢騎手オッズ
スカレティGモッセ2.10
ディープボンドCデムーロ3.50
ブルームLデットーリ3.50
イレシネMヴェロン10.0
サブリミスMバルザローナ15.0
オパサン26.0

日本馬の成績

日本馬はこれまで12頭が出走しました。このなかで 勝ったことがあるのはエルコンドルパサーとオルフェーヴル の2頭だけです。

馬名性齢着順 / 出走頭数騎手
シリウスシンボリ1986牡42着Mフィリペロン
サクラローレル1997牡68着 / 8頭武豊
エルコンドルパサー1999牡41着 / 3頭蛯名正義
ナカヤマフェスタ2010牡42着 / 6頭 蛯名正義
ヒルノダムール2011牡42着 / 4頭藤田伸二
ナカヤマフェスタ2011牡54着 / 4頭 蛯名正義
オルフェーヴル2012牡41着 / 5頭 Cスミヨン
アヴェンティーノ2012牡85着 / 5頭 Aクラストゥス
オルフェーヴル2013牡51着 / 7頭 Cスミヨン
ステラウインド2013牡45着 / 7頭 武豊
サトノダイヤモンド2017牡44着 / 6頭 Cルメール
サトノノブレス2017牡76着 / 6頭 川田将雅
クリンチャー2018牡46着 / 6頭 武豊
キセキ2019牡53着 / 4頭 Cスミヨン
通算 14戦(3-3-1-7)

1999年 エルコンドルパサー

3頭立てと寂しいレースでしたが2着馬は前年の凱旋門賞で3着に入り、のちに「香港ヴァーズ」を勝つ Borgiaボルジア

3着馬は実況が「全く伸びません」と酷評していますが、本番の「凱旋門賞」で3着に入った Croco Rougeクロコ ルージュ です。

2012年 オルフェーヴル

道中は最後方のインと窮屈きゅうくつな位置にいましたが、直線ではそのまま内から抜け出してくると2着の Meandreメオンドル に1馬身の差を付け勝利。

このレース後に「凱旋門賞」の前売りオッズで1人気に推すブックメーカーも出てくるなど、評価を上げた一戦となりました。

2013年 オルフェーヴル

各ブックメーカーで単勝1倍台の評価を得ていた オルフェーヴル が力の違いを見せつけ3馬身差で勝利。

ここはメンバー的にも勝って当たり前という感じでしたね。

本番で好走するためには「フォワ賞」で2着以内に入ることが絶対条件

凱旋門賞で3着以内に入った日本馬は全馬フォワ賞で2着以内 に入っています。

馬名フォワ賞の着順凱旋門賞の着順
エルコンドルパサー19991着2着
ナカヤマフェスタ20102着2着
オルフェーヴル20121着2着
オルフェーヴル 20131着2着

これは日本馬に限らず海外の馬も当てはまることですが フォワ賞3着以下から巻き返して来ることは、ほとんどありません

巻き返してきたのは1999年以降でも3例のみ。

馬名フォワ賞の着順凱旋門賞の着順
クロコルージュ19993着 3着
プライド20063着 2着
クロスオブスターズ20183着 3着
JUN

本番では比べ物にならないほどメンバーレベルが上がるので、ここで負けているようでは話にならないですね。

フォワ賞を勝った馬は凱旋門賞を勝てない?

これまで「フォワ賞」を勝った馬は「凱旋門賞」を勝てないと言われてきましたが、2019年に Waldgeistヴァルトガイスト が勝利した事により、このジンクスが破られました。

2,200m → 2,400mに変更された1979年以降では2頭目。

歴代の勝ち馬と「凱旋門賞」での成績

フォワ賞の勝ち馬性齢凱旋門賞の成績
モンジュー牡420004着
ハイトーリ牡420017着
アクワレリスト牝420026着
アンジュガブリエル牡520039着
ポリシーメイカー牡4200419着
プライド牝520057着
シロッコ牡520067着
マンデュロ牡52007未出走
ザンベジサン牡4200815着
スパニッシュムーン牡52009未出走
ダンカン牡5201015着
サラフィナ牝420117人気
オルフェーヴル牡420122着
オルフェーヴル牡520132着
ルーラーオブザワールド牡420149着
ポストポンド牡42015未出走
シルバーウェーブ牡4201613着
チンギスシークレット牡420176着
ヴァルトガイスト牡420184着
ヴァルトガイスト牡520191着
アンソニーヴァンダイク牡42020未出走
JUN

勝てない一番の理由はトップレベルの馬が出走しないということだと思います。

まとめ

「フォワ賞」ってどんなレースなの?

「凱旋門賞」の前哨戦として9月にパリロンシャン競馬場で行われるレースです。

1着なら賞金はいくらもらえるの?

1着賞金は約963万円になります。

日本馬が勝ったことはあるの?
  • 1999年 エルコンドルパサー
  • 2012年 オルフェーヴル
  • 2013年 オルフェーブル

過去にこの2頭が「フォワ賞」を勝ったことがあります。

「フォワ賞」を勝った馬は「凱旋門賞」を勝てないって本当?

2019年に Waldgeistヴァルトガイスト が勝利した事により、このジンクスは破られました。

ライブ中継は見られるの?

スクランブル放送(有料 )ですが「グリーンチャンネル」で放送されます。

この記事の著者
JUN@海外競馬ブロガー

詳しいプロフィール

このサイトを運営しているJUNです。数年以内に海外で競走馬を所有する予定です。

このサイトでは「海外競馬の出来事」を中心に書いて行く予定です。


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